About 極楽寺について
大島桜のもとで
心しずかに祈る
都会から車を走らせること約70分。 極楽寺では大島桜をシンボルとした樹木葬墓地【やすらぎ苑】にて、樹木葬や永代供養を承っております。亡き人は咲き誇る桜のもとで、ゆっくりと静かに眠ることができるのです。桜の花びらとともに、ふわりと風にのせて、故人さまへの想いを届けます。
たゆたう波に
心を洗う
千葉県鋸南町は海と里山に囲まれた自然あふれる美しい町です。潮風が運ぶ海の香りは、忙しい日々にゆとりの時間を与えてくれるでしょう。極楽寺へお越しの際は、ぜひお近くの海へ足を運んでみてください。都会の喧騒を忘れ、どこまでも蒼い海と白くゆるやかに揺れる波を見に行きませんか?
移りゆく季節に合わせた
さまざまな行事を開催
極楽寺ではお護摩やご祈祷をはじめとしたさまざまな法要・行事を行っております。お護摩はご本尊不動明王のご縁日である毎月28日に実施。ご参拝は無料です。お護摩のほかにも、厄除祈祷や、お引越しの際の家内安全や仏壇・墓地開眼といったご祈祷も承っております。また、季節ごとの年中行事や“心を整える”写経会も開催しておりますので、どうぞお気軽にご参加ください。
極楽寺から皆さまへ
-
極楽寺は、房総半島の南部・鋸南町にある真言宗智山派のお寺です。極楽寺の名称にある【極楽】とは、この世界の西方にある浄土とされ、阿弥陀如来という仏さまが迷える人々を救い導く世界のことです。『仏説阿弥陀経』という経典には、極楽浄土は清浄であり、とても美しく迷いや苦しみのない、常に安楽に過ごせる世界であると説かれています。日本の中世には、死後に極楽浄土に生まれ代われるよう善行にはげみ、仏さまへ祈る信仰が盛んになりました。
極楽寺はこの極楽浄土を表現するべく、仏さまへの祈りによって、人生の迷いや苦しみから離れ、生きる力と安らかな心を得られるお寺を目指しています。
人生の迷いを取りのぞく所願成就のご祈願、大切な故人さまへのご供養、そして亡きあとに自然に還ることを願う樹木葬。生と死にわたって、皆さまのさまざまな希望に応えるお寺です。 -
【極楽寺の歴史】
極楽寺のある鋸南町竜島は、源頼朝が石橋山の合戦で敗れ、海をわたって房総半島へと逃れた際に上陸した土地と伝えられており、地元には頼朝にまつわる伝説がたくさん残っています。極楽寺の開基は不祥ですが、1695年(元禄8年)の境内図が残っており、300年以上の歴史があるお寺です。境内にある槇(マキ)の大木の樹齢は、600年ほどといわれておりますので、もしかしたら頼朝の時代にすでに存在したかもしれません。
極楽寺の本堂は一度、1806年(文化3年)に竜島の大火といわれる火災で焼失。しかし、1811年(文化8年)2月に中興宥日和尚の尽力により再興しました。ご本尊さまは立像の不動明王です。立像の不動明王は「波切不動明王」と呼ばれております。漁業の盛んだった竜島の土地で、人々の海上安全を誓願してお祀りされたのでしょう。今では人生の荒波を切り開く所願成就の竜島不動尊として親しまれております。
また、不動明王のほかに極楽浄土の教主である阿弥陀如来も祀られております。極楽寺の阿弥陀如来像は江戸の四巨匠の一人といわれる仏師・野村源光によって彫られた仏像で、大変凛々しいお姿で、本堂内の樹木葬・永代供養の方々の位牌をお祀りした回向壇に安置されています。 山主伊藤 尚徳
寺院案内
-
- 寺院名
- 極楽寺
-
- 住所
- 〒299-2118
千葉県安房郡鋸南町竜島7
-
- 電話番号
- 0470-55-0733
-
- 営業時間
- 9:00~17:00
-
- 開基
- 中興 1695年(元禄8年)
-
- 山主
- 伊藤 尚徳
-
- 宗派
- 真言宗智山派
-
- 総本山
- 智積院(京都市東山区東山七条)
-
- 宗祖
- 弘法大師 空海(774年~835年)
-
- 派祖
- 興教大師 覚鑁(1095年~1143年)